コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。
機械式腕時計って宝飾品のような美しさがあって心惹かれるものがありますよね。
今回は私が使っているオリス(Oris)のアートリエ コンプリケーションという機械式腕時計をレビューしていこうと思います。機械式腕時計にご興味のある方の参考になってくれれば嬉しく思います。
オリスアートリエ コンプリケーションの概要
スイスの老舗時計ブランド・オリスが作っているアートリエ コンプリケーション。高度な技術が込められた複雑機械式腕時計です。
最大の特徴は月齢表示ができること。詳細な機能は後述しますが、まずは外観とスペックを確認していきましょう。
外観
外箱から。
腕時計が入っているにしてはやや大きめの箱。重厚感があります。
取り出してみます。
ギョーシェ彫りが施されているシルバーダイヤルと金色の針・目盛が特徴的なデザインです。
裏返すと・・・
スケルトンになっているため、心臓部である複雑な機械部分が確認でき、その鼓動を感じることができます。機械式腕時計好きにとってはロマンを感じる瞬間です。
側面を見ると・・・
真ん中に竜頭があり、時刻と後述するムーンフェイズを調整することができます。竜頭の両側面には小さいボタンがあり、それを押すことで後述する曜日ダイヤルやセカンドタイム表示ダイヤルを調整します。
続いて、ベルト部分。
ダークブランドの風合いが良く、大人っぽいエレガントなスタイルを演出します。
そして、ベルトには着脱が楽にできるホールディングバックルがついています。
サイズを緩めてもベルトが繋がったままなので、時計の落下リスクを低減することができます。また、着脱によるレザーのシワを防ぐ効果もあるので、オススメのバックルと言えるでしょう。
ベルトの裏側は・・・
拡大すると・・・
スペック
ブランド名 | Oris(オリス) |
製品名 | アートリエ コンプリケーション(Artelier Complication) |
品番 | 78177294031 |
ケース径 | 40.0mm |
ケース厚さ | 12.9mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
防水性能 | 5bar / 50mm |
ムーブメント | 自動巻き、Oris781、38時間パワーリザーブ |
アートリエ コンプリケーションの特徴
3つのインダイヤル
シルバーダイヤルの中には小さなインダイヤルが3つ用意されています。
- 3時の方向:曜日のダイヤル
- 6時の方向:セカンドタイム表示ダイヤル(24時間計)
- 9時の方向:日にちのダイヤル
一般的な腕時計に備わっている日にちや曜日を表示する機能が搭載されています。ただし、表示方法は針で該当曜日・該当日付を指して示す形式なので、慣れるまでは少し戸惑うかもしれません。その代わり、デザイン的にはとても洗練されていて大人っぽい印象を受けます。
6時の方向のインダイヤルは、セカンドタイム表示ダイヤル(24時間計)になっていて、海外出張や海外旅行をする人などは重宝しそうな機能です。
ムーンフェイズ・ウィンドウ搭載
12時の方向にはムーンフェイズ(月齢表示)ウィンドウが搭載されています。
月の満ち欠けの具合を表示でき、真ん中に月がある状態が満月を表します。写真の状態は満月を過ぎて下弦の月あたりでしょうか。
写真家など月の満ち欠けが影響する仕事の方はもちろん、天体観測や海のレジャーが好きな方にもおすすめの機能です。
暗いところで光る針
アートリエ コンプリケーションのメインの針は、明るいところで光を蓄え、暗いところで発光します。暗いシーンでの時刻を把握するのに便利です。
防水性能あり
オリス アートリエ コンプリケーションは5気圧の防水性能があります。
5気圧の場合、水深50mまで対応していることになりますが、それはあくまで静止状態の話。アートリエを装着した状態で潜ったり、シャワーをかけたりすれば、時計内に水が侵入するおそれがあります。
食器の水洗いやお風呂の掃除など、生活をする上で少し濡れることがあるぐらいと認識した方が良いでしょう。
アートリエ コンプリケーションを使った感想
正直、購入して大正解でした。
そう思える理由としては・・・
- 圧倒的なデザインの良さ
- 動作音の心地良さ
手元にアートリエ コンプリケーションがある、それだけでテンションが上がり、何度も手元を見てしまいます。時計がお洒落なので洋服すらも併せてお洒落に着こなしたい、そう思えるだけの圧倒的な美しさがアートリエ コンプリケーションにはあります。
時計を構成する部品やシルバーダイヤルに施されたギョーシェ模様は非常に細かく、作り上げるのに緻密な作業が必要と想像できます。それぞれが工芸品・宝飾品のような煌びやかさがありデザインも良いのですが、物作りの過程を想像すると、時計の価値をより感じることができるように思えます。
小さい部品が組み合わさって時計として動作するチクタクという音は聞いていて心地良いものです。
この小さい筐体の中に全てが詰まっていると思える世界観には思わずロマンを感じました。
機械式腕時計をスマートウォッチにする
機械式腕時計は欲しいけど、スマートウォッチの機能も手放せない。そんな方には以下のアイテムがおすすめ。
ソニーのwena3というアイテムで、時計のバンド部分(厳密に言えばバックル部分)にスマート機能を持たせます。機械式腕時計のヘッド部分とwena3を組み合わせることで、機械式腕時計を使いながらスマート機能も搭載できる欲張りな端末です。
wena3について詳しくは下の記事をご覧ください。
【wena3レビュー】機械式腕時計のヘッドを使いながらスマートウォッチ機能も使える!
スマートウォッチから機械式腕時計に変更した経緯
私はApple WatchからOrisの機械式腕時計に変更しました。その経緯を綴っていますので、よろしければ以下の記事をご覧ください。
Apple Watchから機械式腕時計に買い替えた経緯を解説。スマートウォッチなしの生活の感想。
総括
この記事ではオリス アートリエ コンプリケーションをご紹介しました。
時刻を知るだけであれば高価な機械式腕時計である必要性はありません。しかし、昔からの技術をそのまま使っている機械式腕時計は時を経過しても色褪せない魅力が詰まっていて、多くの人を今もなお魅了し続けています。
私はオリスのこの時計を購入して身につけていてテンションが上がるので大満足。この記事が機械式腕時計の購入を守っている方の心に響いてくれたら嬉しく思います。
このブログでは、ガジェットや雑貨など、大人男子の生活の質を上げるアイテムのレビューをメインに情報発信しています。Twitter、instagram、facebookもやっていますので、フォローして頂けると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。