コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき（@CotomonoL）です。
Apple Watchなどのスマートウォッチが今流行っていますが、その一方で根強い人気を誇る腕時計。愛用されている方も多いと思います。
今回はかなりマニアックな話ですが、私の機械式腕時計に発生した不具合と修理した顛末をお伝えしたいと思います。
詳細は後述しますが、私の腕時計に起こった不具合は「竜頭が甘く緩んでしまう」というもの。
珍しい事象だったのでネット上にもあまり事例がなかったので、同じような症状で困っている方と情報共有できればと思います。
私の使っているオリスの機械式腕時計
まず、私の機械式腕時計にどのような不具合が起きたかを紹介する前に、私の腕時計を簡単に紹介させてください。
私が使っているのは、スイスの時計メーカー・オリス（Oris）から発売されている「アートリエ コンプリケーション」。
細かい機能はレビュー記事をご覧いただければと思いますが、最大の特徴は細部まで緻密に作られている部品の数々。その一つ一つが美しく、組み合わさることでまるで美術品・宝飾品のような造形美が生み出されます。
何枚か写真を並べてみますね。
詳細は以下のレビュー記事をご覧ください。
コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき（@CotomonoL）です。 機械式腕時計って宝飾品のような美しさがあって心惹かれるものがありますよね。 今回は私が使っているオリス（Oris）のアートリエ コン[…]
機械式腕時計の不具合：竜頭が甘く時計が止まる
今回、私の機械式腕時計に発生した不具合としては・・・
- 竜頭（リューズ・クラウン）が甘く、すぐに緩む
- 緩んだことによって時計の動きが止まる
- 時計に表示されている時刻と実際の時刻が大幅にズレる
というもの。
竜頭とは、ネジを巻くためのつまみで、時刻や曜日の調整などに使います。竜頭を引っ張ることで、竜頭が回転可能な状態になります。その状態の場合、時計は動きが止まります。
私の機械式腕時計は、私が意図しない時に竜頭が回転する状態になっていて、時計が完全に止まり、時刻が大幅に狂うというアクシデントが頻発していました。
その数、1ヶ月で5回ぐらい。
時計ってある程度正確性がないと役立ちません。
正しい時刻なのか否かを常に疑う状況だったので、私の時計は全く機能としていないのとほぼイコールでした。
飲んだりご飯を食べたりしている時に終電時刻を確認する必要があります。その時に時刻が正確でなかったらと思うとゾッとします。
販売店に行ってみた
私のオリスの機械式腕時計は、時計としての正確性が担保されていなかったので時計としては役立たずでしたが、幸いにも保証期間内でした。
そこで、販売店に時計を持っていき店員さんに相談しました。
すると・・・
- 聞いたことのない事例
- 治るかどうかも分からない
- 治ったとしても保証の枠内で収まるかが分からず、有償対応になる可能性もある
このようなお話でした。
因みに、私が時計を買ったお店は都内の一等地にある販売実績も豊富であろう有名店です。
経験豊かであろう有名店の販売員さんですら聞いたことのない事象ということで若干の心配はありましたが、購入金額20万円オーバーの時計が使い物にならないのはあまりに悲しいので、腹を括って修理を依頼しました。
修理を依頼した結果は・・・
時計を修理に出して2ヶ月経過。
結果としては・・・
・・・
・・・
治りました！
オーバーホールをするというレベルではなかったらしいですが、しっかりと調整してくれたので、竜頭が甘くすぐ緩んでしまう現象は無くなりました。
もちろん、腕時計に付いていた保証の範囲内だったので無料対応。
更に、修理から6ヶ月間は不具合があった場合対応していただけるとのことで、さすが高級時計のサポートと言ったところ。
竜頭が甘くて困っている方は、ぜひ時計屋さんに行って相談されることをお勧めします。
まとめ
この記事では腕時計の竜頭が甘かった際の体験談を記載しました。
結論をおさらいすると、甘い竜頭は時計屋さんで直してもらえる可能性があるということ。
腕時計の調子が悪い方は、早めにご相談されることを強くお勧めします。
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