コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。
AppleからiPad mini 6(第6世代)が発売されましたね。待ちに待った方も多いかと思います。私もベゼルレスでApple Pencil 2に対応しているモデルを何年も待っていたので、発表と同時に購入を決めました。
今回は私が感じたiPad mini 6のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
iPad mini 第6世代の概要
色んな記事で既にiPad mini 6についてご覧になっていると思うので、説明は簡単にしたいと思いますが、特徴としては、
- (ほぼ)ベゼルレス(本体サイズが小さくなったにも関わらず、画面が大きくなった)
- Touch ID(指紋認証)搭載
- Apple Pencil 2対応
- USB Type-C対応
- ステレオスピーカー搭載
こんな点が挙げられると思います。
詳しい特徴を記載する前に、スペックと外観写真を見てみましょう。
スペック
SoC | A15 Bionic |
ストレージ | 64GB/256GB |
液晶サイズ | 8.3インチ |
解像度 | 2266×1488 |
重量 | 293g〜 |
バッテリー | 最大10時間 |
外観写真
まずは外箱から。
中身を開けてみると・・・
同梱物は左上から時計回りに・・・
- iPad mini 6本体
- 簡単な説明書(いつもApple製品に入っている紙とシール)
- 充電器
- ケーブル
iPhone13には充電器が付属していませんが、iPad mini 6には付属していました。
本体。
ミニマルかつシンプルな外観です。
ペーパーライクフィルムを貼ってしまいましたが、横にするとこんな感じ。
Apple Pencil 2を磁石でくっつけると・・・
こんな感じ。Apple Pencil 2より縦幅が少しある程度のサイズ感。
2018年版のiPad Pro 12.9インチと比較してみると・・・
大体1/2ぐらいのサイズ感です。
従前のiPad miniと比較すると・・・
本体サイズは小さくなっているにも関わらず、画面サイズは若干大きくなっています。ベゼルが小さくなったからこそ実現できていると言えるでしょう。
前モデルは画面サイズが7.9インチだったのが、今回は8.3インチ。僅かな差にも思えますが、実際に使ってみると結構広くなったような印象があります。
一枚の板のような筐体。最近はiPhoneもiPadも一枚板デザインがAppleの主流ですね。
iPad mini 6の特徴
ほぼベゼルレス
iPad miniは第一世代からずっとデザインのリニューアルがされず、物理ボタンが下部に用意されていてベゼルが太いデザインでした。
しかし、今回の第6世代になってデザインを一新。2018年から発売されているiPad Proとほぼ同じデザイン。物理ボタンをディスプレイの面から排除し、一面フルディスプレイが実現されました。
これにより、iPad mini本体のサイズは第5世代以前より小さくなったにも関わらず、ディスプレイサイズは7.9インチから8.3インチへと大きくなることになりました。
やはり画面の大きいといっぺんに表示できる情報が多くなるので、作業効率の向上に直結します。
今回のデザイン刷新は非常に良いアップデートでありつつ、個人的には「ベゼルレス」とは感じていません。
ベゼルを拡大するとこんな感じ。
ベゼルレスでは・・・ないですよね?(笑)若干ベゼルの太さが気になります。
しかし、今までのiPad miniに比べれば圧倒的にベゼルが細くなったのは事実。来年以降の新モデルでベゼルレスになることを期待したいところです。
Touch ID(指紋認証)搭載
この機能を待っていた方も多いと思います。Touch ID(指紋認証)の復活。
iPad mini 6の側面にある電源ボタンとTouch ID(指紋認証)が一体となっています。
コロナが流行って外出時にマスクの着用が当たり前となっているので、今までの顔認証(Face ID)だと不便を感じた方も多い筈。
オールスクリーンになったことで表面には指紋認証機能を持たせず、側面の電源ボタンにその機能を持たせています。
ただ私個人としては、便利!という受け止め方をしていません。理由は、
- iPad Pro 12.9インチ(2018年)モデルを所有していてFace IDに慣れている
- iPhone13はFace IDを採用の上、Apple Watchと連動してマスク姿でも顔認証が可能
単純に慣れの問題かもしれません。しかし、iPad ProでFace IDに慣れているとTouch IDに違和感があるんですよね。せめて、ディスプレイの中に指紋認証機能を持たせてくれていたら良かった。
加えて、新型のiPhone13はApple Watchと組み合わせることでマスク姿でも顔認証ロック解除ができるっていうのが、一貫性がないという印象。Appleとして指紋認証で統一するか顔認証で統一するか、どっちかにして欲しかったです。
Apple Pencil 2に対応
個人的に今回のiPad mini 6の最大の目玉はApple Pencil 2に対応したこと。多分多くの方が望んでいたのではないでしょうか。
今までのiPad miniには第一世代のApplle Pencilが対応していました。しかし、この第一世代Apple Pencilには致命的な2つの弱点があります。それは、
- 充電方法が不便かつ不恰好
- Apple Pencilの保管場所が定まらない
順番に解説していきます。
1つ目の「充電方法が不便かつ不恰好」という問題。
第一世代Apple Pencilの端にLightning端子が付いていてiPadに直接挿すという充電方法でした。iPad に毎回直接挿すのが手間な上に、Apple Pencilに負荷がかかりそうな充電方法なので故障リスクもあります。また、刺した時の状態がビジュアル的にダサい。
しかし、Apple Pencil 2ではiPadにマグネット装着して給電できるので、手間もかからず見た目もスタイリッシュです。
2つ目の「保管場所が定まらない」という問題。
第一世代のApple Pencilは磁力でiPadに装着できなかったので、iPadを収納する定位置を決めるのに苦労する方が多い端末でした。定位置が決まらずに紛失リスクもあります。
しかし、Apple Pencil 2の定位置は磁力によりiPadの側面と決まっています。失くす心配が少ないのも良いところです。
欠点も・・・
iPad mini 6がApple Pencil 2に対応したことは大きなメリットですが、1つだけ欠点もあります。
それは縦でiPad mini 6を操作する際に、手とApple Pencil 2が干渉するという問題です。
Apple Pencil 2を装着した状態のiPad mini 6が微妙に持ちにくいんです。大きな問題ではありませんが、縦で使うときはApple Pencil 2を外して使う方が良さそうです。横で使うときは全く問題ありません。
Apple Pencil 2については下の記事もご覧ください。
USB Type-Cに対応
これを待ち望んだ方も多いでしょう。USB Type-Cへの対応。
今までのiPad miniはLightningでしたが、iPad mini 6では充電端子がUSB Type-Cに対応しました。
今まではLightningに対応したUSBハブなどのアクセサリを用意する必要がありましたが、USB Type-C対応により、Macbookで使っているUSBハブや周辺機器がそのまま使えるようになったのが嬉しいポイントです。
また、充電ケーブルを統一できるので持ち物を減らす意味でも良いですね。
参考までに、私が使っているUSBハブはこちら。
このUSBハブの入出力端子の構成としては・・・
- USB Type-A(USB3.1 Gen1)×2
- USB Type-C(充電用 PD100W対応)×1
- USB Type-C(USB3.1 Gen1、データ転送用)×1
- HDMI(4K対応)×1
- SDカードスロット×1
- マイクロSDカードスロット×1
これ1つあればiPad mini 6でやりたいことを大抵こなせると思います。
詳しくは下の記事をご覧ください。
【Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブ 】M1搭載Macbookにオススメ!
ステレオスピーカーに対応
iPad miniは第6世代で初めてステレオスピーカーに対応しました。
4つのスピーカーを搭載したiPad Proに比べたら音質は劣りますが、それでもステレオなので音に臨場感が出て、音楽や動画視聴がより快適になっています。
サイズ感が絶妙
iPad mini 6に限らず、iPad miniシリーズ全般に言えることですが、サイズ感が絶妙に良いんです。
片手でグリップすることができるので電車に乗っている時や寝転がっている時にも使いやすいですし、カバンの中に入れても邪魔になりません。
iPad Pro 12.9インチに慣れてしまうとディスプレイの大きさが物足りなくなりそうだと心配していましたが、ちょっとしたメモをとるためのデバイスとして、メモ帳としてはこのサイズ感が実にちょうど良いんです。
また、漫画や雑誌を見る際は、個人的にはiPad mini 6を縦向きにすることをオススメしています。横向きだと本や雑誌が見開き2ページ表示されるのですが、それだとminiサイズは小さく感じてしまいます。
縦向きにすれば1ページ分のみの表示になるので、大きい絵・大きい文字を表示でき満足できます。
アクセサリ紹介
iPad mini 6と一緒に用意すれば便利になる各種アクセサリーをご紹介。
Apple Pencil 2を使う全ての方にオススメしたいのが、ペーパーライクフィルム。これがあれば、Apple Pencilの書き心地がまるで紙に鉛筆で書いているような感覚になり、文字や絵を描くのに向いています。
タブレットスタンドとして、Majextand Mもオススメです。iPadの裏に貼り付け開閉して使うのですが、閉まっている状態だと厚みが2.3mmと薄く邪魔になりません。
開いた時は、iPadが宙に浮いた状態になるので目線が下がりすぎないで、姿勢が悪くなるのを防ぐ効果もあります。
その他、iPad mini 6のアクセサリーは下の記事をご覧ください。
iPad mini 6と一緒に揃えたいアクセサリー・周辺機器10選
総括
この記事ではiPad mini 6をご紹介しました。
デメリットも結構書きましたが、総合点で言えば最高のデバイスです。フルディスプレイでApple Pencil 2に対応しているだけで個人的には合格点。外出時に携帯する端末がiPad Pro 12.9インチからiPad mini 6に切り替えることも成功し、荷物も軽量化できました。
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