コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。
Zoomなどのオンライン会議やオンライン飲み会・Youtube撮影や楽器の演奏の録音など、様々なシーンでマイクを使う機会ってあると思います。
パソコンに内蔵しているマイクでも良いのだけれど、音質には拘りたい。今回はそんな要望を応える、低価格で高音質なFIFINEから発売されているUSBコンデンサーマイク・K683Aをご紹介したいと思います。
※当記事はFIFINEさんからの商品ご提供で作成しております。
コンデンサーマイクとは?
音楽のレコーディング用からパソコン用など、幅広い用途で使われているマイクで、マイクに対して電源供給が必要となります。高域から低域まで集音可能な周波数の幅が広く、僅かな音や息遣いなどもしっかりと集音できる感度の高さが優れています。
FIFINEってどんなメーカー?
FIFINEは中国のメーカーで、マイクとウェブカメラを中心として開発・販売しています。
マイクの専門メーカーなので品質も期待できますが、注目すべきはその価格帯。発売されている商品の殆どが1万円をきるリーズナブルなものです。音質には拘りたいけど高級な機種には手が届かない。。そんな時に選択肢として挙がるメーカーです。
FIFINE K683A コンデンサーマイクの概要
FIFINE K683AはUSBで接続するコンデンサーマイクです。特徴を簡単にまとめると・・・
- 価格が7000円を切る安さ
- USB Type-AとUSB Type-Cで簡単にパソコン等と接続可能
- 音質が良い
- 単一指向性で雑音が入りにくい
- ポップガードが付いている
- 音量の調整・ミュートができる
- イヤホン端子が付いているので自分の出した音を確認できる
特徴を詳しくみていく前に、商品スペックと外観を見ていきましょう。
スペック
メーカー名:FIFINE(ファイファイン)
製品名:K683A
ジャンル:コンデンサーマイク
指向性:単一指向性
接続:USB Type-BからUSB Type-AとType-Cへ
価格:6899円(2021年11月時点)
動作電圧/電流:5V/34mA
周波数応答:50Hz-17kHz
感度:-43±3dB(at 1kHz)
同価ノイズレベル:66dB
ダイナミックレンジ:75dB
S/N比:71dB
サンプルレート:192kHz/24bit
外観
まずは外箱から。
中身を取り出すと・・・
同梱物は右上から時計回りに・・・
- マイク本体
- ポップフィルター(ポップガード)
- 三脚
- USB Type-BからType-A/Cへのケーブル
- 取扱説明書(日本語)
- 取り付け金具(マイクアーム用)
本体。
金属の本体にマットブラックのカラーで高級感すら感じます。とても、7000円弱とは思えない程質感が優れています。
本体の底面には三脚用の穴があります。
別売のマイクアームなどを利用する際に穴径が合わない場合は、取り付け用の金具を装着します。
装着すると・・・
こんな感じ。
三脚。
開くと・・・
本体を三脚と組み合わせると・・・
マイクの可動域は・・・
反対側に倒すと・・・
ポップガードを取り付けると・・・
ポップガードは雑音を除去する効果があります。
本体にUSB Type-B端子を取り付けるとこんな感じ。
USBケーブルは2mあり、反対側はUSB Type-AとUSB Type-Cに対応しています。
LEDライトが緑に光っている時が録音時の状態。
一方、LEDライトが赤く光っている時がミュートの状態。
正面の下側のボタンがミュートと録音の切替ボタンで、上側にはマイク入力レベル(音量)の調整のためのダイヤルがあります。
背面には3.5mmのイヤホン端子が用意されていて、マイクから入力された音を自身の耳で聞くことが可能です。
一部分プラスチック素材の箇所もありますが、全体的には金属で仕上げられていて、雰囲気は非常にお洒落に作られています。
K683Aのマイク性能(音質)を検証
FIFINE K683Aは単一指向性のマイクになります。
単一指向性のマイクは正面の音が拾いやすく、背面からの音は拾いにくい特性を持ちます。よって、自分の音は効率的に取り込めて、テレビなど周囲の雑音は排除しやすくなっています。オンライン会議やYoutube撮影などに適しています。
FIFINE K683Aの場合、正面約130度の範囲の音を積極的に拾うことができます。
次に、実際にFIFINE K683Aの音を聞いてみましょう。
比較対象として2020年発売M1・Macbook Airのマイクでも録音しました。
比較してみると、Macbook Airの内蔵マイクの方はややエコーがかかったように感じます。エコーがかかっているため第一印象では綺麗に聞こえるのですが、自然な音という感じがしません。
一方、FIFINE K683Aは雑音を排除し余計な反響も少ないクリアな音に聞こえます。自然の音を忠実に再現しているような印象を受けるので、その場の「リアル」を届けたい場合はFIFINE K683Aの方が良いと思います。
この辺りは好みの問題もあるのでどちらが確実に正解ということはありません。ただ、「本物の音を再現」できているマイクには確かな価値があると思います。
因みに、もっと明確に音の違いが分かるのが「パ行」の発音。パ行は破裂音と言われることもあり、マイクに叩きつけるようなノイズが入ることが特色として挙げられます。
FIFINE K683Aでパ行を発音
Macbook Airでパ行を発音
FIFINEの方が破裂したような印象が少ないことがお分かりいただけるでしょうか。
FIFINE K683A コンデンサーマイクの音質以外の特徴
価格が7000円を切る安さ
上述した通り、クリアでリアルな音質を楽しめるので音質については十分。
その一方で、FIFINEのこのコンデンサーマイクは価格が6899円(2021年11月時点・Amazon)という破格の安さを実現しています。コンデンサーマイクは1万円を超えるのが通常で、良いものだと数万円するものもあります。
もちろん、高級な機種についてはより音がクリアかつリアルな質感で更なる付加価値があると思いますが、エントリーモデルとして購入するのであればK683Aで全く不足ありません。
7000円弱でこれだけの品質であれば十分に購入検討する価値があると思います。
USB Type-AとUSB Type-Cで簡単にパソコン等と接続可能
FIFINE K683AはUSBで接続するタイプのコンデンサーマイクとなります。特別なオーディオ端子なども不要でUSBケーブルだけ用意すればデバイスとの接続完了です。
マイク側にはUSB Type-Bを接続し、パソコン側にはUSB Type-AもしくはUSB Type-Cで接続します。
ケーブルがType-AとType-Cに分岐していてデバイスに応じて接続端子を選べるのも嬉しいポイントです。MacBookであればType-Cが便利ですし、逆にType-Aの方が便利なシーンもあるでしょう。
デスクトップパソコン・ノートパソコン・PS4やPS5といった色んなデバイスと接続して楽しめます。
ポップガードが付いている
ポップガードとはレコーディング等で使う網目状のもの。FIFINEは写真の通り、ポップガードが付いています。
ポップガードのメリットとしては、
- ノイズの除去
- マイクの保護
の2点があります。
まず、ノイズの除去ですが、人が音声を発する時息がマイクにかかってノイズの原因になります。ポップガードにはそれを防ぐ役目があります。
次に、マイクの保護ですが、コンデンサーマイクは湿気に弱い特性を持ちます。しかし、人が音声を発するとき唾が飛んだりしてマイクに掛かってしまうことがあります。それを防ぐのがポップガード。物理的にマイクと口の間に入ることで、マイクに唾液が掛からないようにします。
FIFINE K683Aは価格が抑えているにも関わらず、このポップガードが付属しています。
総括
この記事ではFIFINE K683Aをご紹介しました。
価格を7000円弱に抑えて音質を拘る。そんな欲張りな要望に応えたのがFIFINE K683Aです。コンデンサーマイクをまだお持ちでない方は1つ持っていて損はないと思います。ぜひ、お試しください。
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