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ロジクール Mx Master3レビュー。ボタンが多く操作性抜群の高級マウス。

今回紹介するアイテムは、ロジクールから発売されている多機能・高級BluetoothマウスのMx Master 3です。

私はプライベートでMacbookを使うので、基本的にTrackpad派ですが、職場ではWindowsを使用するのでその際にマウスも使います。

マウスは日常で使うアイテムなので、機能と性能にこだわったアイテムを使用すると、作業効率が劇的に変わります。ぜひ、ご参考にして頂ければと思います。

製品スペック

メーカー名:logicool(ロジクール)
製品名:Mx Master 3 MX 2200s
カラー展開:グラファイト、ミッドグレイ
充電方式:USB Type-C
対応OS:Windows7以降、MacOS10.12以降、Linux
接続方式:bluetooth、Unifyingレシーバー (2.4GHz)
製品サイズ:12.49×8.43×5.1 cm
重量:141g
ボタン:7個
電池:70日間

箱の中身

マウス本体とUSB Type-AからType-Cへのケーブル、そして、bluetooth未対応のパソコン向けのレシーバーが入っています。

Mx Master 3の特徴

1秒間に1000行の高速スクロールが可能

ロジクールのMx Master 3は通常のマウスと同じように縦スクロールをするためのホイールが付いていますが、通常のマウスと機能性は全く異なります。

ゆっくりホイールを回せば1行ずつゆっくりとスクロールすることもできますが、勢いよくホイールを回せば最大1秒間に1000行の高速スクロールをすることが可能です。

縦長の画面のウェブサイトやプログラミング画面などでは、特にこの高速スクロールが活きてくるでしょう。高速スクロール中も音は静かなので周囲に気を遣う必要もないのも嬉しいですね。

bluetooth対応機器もそれ以外も対応

Mx Master 3はbluetooth対応の機器に対応しています。Macbookを含めた最新のノートパソコンなどはbluetooth接続することになります。

しかし、bluetoothに対応してない古いデスクトップパソコンを使っている方も中にはいると思います。そういった方のためにレシーバーが用意されています。

このレシーバーをパソコンのUSBポートに挿せば、そのパソコンとMx Master 3の接続が可能となります。

bluetooth対応機器と非対応の機器、どちらにも対応しているのも嬉しいですね。

1つのマウスで3つまでのデバイスを操作できる

Mx Master 3は3つまでのデバイスを登録・操作することができます。例えば、1台目はWindows・2台目はMacbook・3台目はiPadといったように設定できます。そして、操作したい端末を選ぶ際には、Mx Master 3本体の裏側に小さいボタンがあり、そのボタンで1台目・2台目・3台目と切り替えられるようになっています。

1つのマウスで複数の端末を操作できると、デスクの上がスッキリします。例えば、2つのパソコンがデスク上にあった場合、2つのマウスが通常存在する筈です。机の上が雑然としてスッキリしないですよね。しかし、複数端末を操作できるマウスが1つあると、元々2つあったマウスが1つになるので机のスペースを余計に取らずに済みます。机が広くなるので相当快適です。

そして、Mx Master 3は3つの端末に対応しているのも嬉しいですが、簡単に使うデバイスの切替ができるのが更にありがたいです。

7つのボタンと2つのホイールが備わっているので便利

Mx Master 3の最大の特徴は1つのマウスで7つのボタンと2つのホイールが付いていることです。

  1. 右クリック
  2. 中央ボタン&縦スクロールのホイール
  3. 左クリック
  4. モードシフトボタン
  5. 進むボタン
  6. 戻るボタン
  7. ジェスチャボタン
  8. 横スクロールのホイール

上記は各ボタン・ホイールの名称であり機能でもあります。マウスはボタンの数が多いとより多くの機能をコントロールできるので、ボタンが多いマウスを選ぶと間違いないと思います。

Mx Master 3のデフォルト設定では、5番の「進む」や6番の「戻る」を使えばブラウザでのネット閲覧を快適にできますし、7番のジェスチャボタンを押しながらマウスを左右前後に動かすとウィンドウの切り替えなど様々な操作をすることができ非常に便利です。

8番の横スクロールは、動画編集やExcelを使う際にも重宝できます。

また、これらのボタンはアプリ毎に機能が微妙に変わります。例えば、Safariであれば横ホイールで「隣のタブへの移動」になりますが、Excelであれば横ホイールで「水平スクロール」になります。

ボタンやホイールのカスタマイズが可能

注目すべきポイントとしては、ボタンやホイールの機能をカスタマイズできることが挙げられます(左右クリックボタンと縦ホイールはカスタマイズできません)。

専用のアプリ(Logi Options)をパソコンにインストールすると、カスタマイズ画面に移動することができます。上記画像の丸印が付いているボタンやホイールがカスタマイズ可能な箇所です。それぞれのボタンに好きな機能を割り当てられるのは素直に便利ですよね。

更に、ExcelやSafari・AdobeのPhotoshopなどのアプリ毎にも、ボタンやホイールの機能をカスタマイズすることも可能です。例えば、Photoshopであれば「ブラシのサイズを変更する」といったように、そのアプリでしか実行しない使用頻度の高い機能ってあると思います。そんな時に、アプリ毎にマウス機能を割り当てられると便利です。

よく使う機能をボタン1つで操作することができれば作業効率が飛躍的に上昇しますので、ご自身の好みに合わせてマウスをカスタマイズすることをオススメします。

Logicoolのキーボード・Mx Keys KX800との連携

Mx Master 3は同じロジクールから発売されているワイヤレスキーボードのMx Keys KX800との連携も図れます。

Mx Keys KX800のファンクションボタンを押した状態でMx Master 3のマウスボタンを押すと、ファンクションを押していない状態のMx Master 3のマウス操作と違う機能が発動します。

更に、ファンクションボタンを押した状態のマウスボタンにどの機能を割り当てるかを、パソコンアプリLogi Optionsで設定・カスタマイズできるので、本当に便利です。

Mx Keys KX800については別記事に記載してありますので、ご参照ください。

複数のデバイス間でシームレスにデータ転送

Mx Master 3はLogi OptionsでFlowという機能を使うと、複数デバイスの操作切り替えや複数デバイスでのファイル移動をスムーズに行うことができます。

例えば、MacからWindowsにファイルをコピーしたいとします。その場合、まずMacで画像ファイルをコピーして、マウスポインタをMacの端っこに移動させます。すると、マウスポインタが自動的にWindowsの端っこに移動し、操作している端末がMacからWindowsに変更されます。そして、Windowsで貼り付け操作をすれば、コピーが完了します。

デバイスの切り替えとデバイス間のファイル移動がシームレスに実行でき、複数端末を使う人にとっては便利な機能です。

接続端子はUSB Type-C

地味に嬉しいポイントとしては、充電するための端子がUSB Type-Cであること。iPhoneやiPadなど複数端末を持っていると、色々ケーブルの種類が多くなりがちなので、できる限りUSB Type-Cで統一したいと思ってるので、これは些細なことではありますが嬉しいです。

充電のもちの良さ

1回フル充電すれば、70日間電池が持つのも非常に嬉しいです。電池の心配をしないで済むのは快適です。

総括

いかがでしたでしょうか。個人的には7つのボタンと2つのホイールがあり、それらの多くの機能をカスタマイズできる点が非常に気に入っています。また、複数のデバイスを使っているので、マウスが今まで2つ必要で机の上が雑然としていたのですが、Mx Master 3を導入することでマウスを1つに統一できたのも嬉しかったです。

毎日使うものだからこそ良いモノを選ぶと、生産性が上がり時間効率が良くなります。マウスとしては価格帯は高いですが、買って損となることはないと個人的にはオススメできるマウスです。参考になってくれれば嬉しいです。