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SONY wena3

【wena3レビュー】機械式腕時計のヘッドを使いながらスマートウォッチ機能も使える!

コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。

スマートウォッチを使いたいけど、外観は普通の腕時計の方がお洒落だし、どちらを使うか迷っている方って多いと思います。

そんな方に朗報。自分の好きな腕時計にスマートウォッチ機能を追加できるデバイスが存在します。SONYから発売されているスマートウォッチ(正しくはスマートバンド?)・wena 3です。

今回は、スマートウォッチと既存の腕時計の両方の良さを活かせるwena 3をレビューしていきたいと思います。

 
るっき
スマートウォッチを使いつつお洒落も楽しめるので、ファッション好きの方は必見です。

ソニー・wena3の概要

一般的なスマートウォッチは、腕時計のヘッド部分(フェイス部分)にスマート機能が搭載されています。それに対して、ソニーのwena3は、腕時計のバンド部分(バックル部分)にスマート機能が載っています。

言葉で表現するより写真で見た方が分かりやすいと思うので、下をご覧ください。

wena3概要

バックル部分がディスプレイになっていて、様々な情報が表示されます。

wena 3には主に3つのモデルがラインナップされています。

  • メタルバンド
  • レザーバンド
  • ラバーバンド

バンドに使われている素材に違いがあります。どのモデルも機能的に違いはありません。ご自身の腕時計との相性で選んで良いでしょう。因みに、メタルバンドはシルバーとブラック、レザーバンドはブラックとブラウンとカラーの選択も可能です。

 
るっき
私はブラウンのレザーバンドを購入したので、当記事では同モデルを前提に執筆しています。

まずはwena3の外観写真とスペックを確認しましょう。

外観写真

まずは外箱から。

外箱

蓋を開けると・・・

蓋を開ける

wena3本体(バックル部分)が見えてきます。

中身を取り出すとこんな感じ。

同梱物

同梱物としては、左上から時計回りで

  • wena3レザー本体
  • ばね棒外し
  • ばね棒4本
  • 充電コネクター
  • USB Type-Cケーブル
  • レザーバンド

wena3本体の表面は中央にディスプレイがあり、その横に「wena」の文字が控えめに印字されています。デザイン的にはすっきりとした印象で、大人が装着していても違和感がなさそうです。

本体

裏面は・・・

裏面

写真右下にはセンサーが搭載されていて、ここで心拍数等のデータを測定しています。

センサー

レザーバンド。

レザーベルト

牛革が使用されていて、自然のシボが生かされていて、皮本来の質感や風合いが楽しめます。

シボ

耐摩耗性・耐摩擦性に優れた顔料仕上げが施されているので、日々の生活の中で安心して使えます。使うほどに軟らかさを感じれる素材で、色落ちもしづらいとのことです。

バンドの裏面は・・・

ベルト裏面

色が黒でwenaの文字が刻まれています。

バンドを装着するには、腕時計のばね棒を取り外して時計付属のバンドを取り外す必要があります。

ばね棒を取り外す必要あり

上の写真は腕時計付属のバンドが外れた状態。バンドを外すのは若干手間取るかもしれません。外した後のばね棒とヘッド部分の隙間にwena3のレザーバンドを通します。

ベルトを通す

隙間にレザーバンドが通った状態。

表面

裏返すと・・・

裏面

ヘッドの裏面が隠れる

ヘッド部分の裏側が隠れるような形で、ヘッドとバンドが接続されています。私の持っている機械式腕時計は、ヘッドの裏面がスケルトンになっていて機械部品の構造を見て楽しむことができるタイプだったのですが、バンドでヘッド裏面が隠れてしまいました。レザーバンドやラバーバンドを検討している方は注意する必要があります。メタルバンドの場合は、ヘッド裏面が隠れる心配はありません。

更に、レザーバンドに開いている穴にバックルの金具を取り付けます。

バックルの取り付け

取り付け完了後の写真がこちら。

完成

バックルは腕からの着脱が簡単

バックルは腕からの着脱が簡単になっています。

バックルの裏側のセンサー部分に充電コネクターを取り付けると充電ができます。

センサー

充電コネクター

充電コネクターをつけると、こんな感じ。

充電中

スペック

続いて、wena3のスペックを確認しましょう。

メーカー名ソニー (SONY)
製品名wena3(ウェナ3)
内蔵電池リチウムイオン電池
連続動作時間約1週間
充電時間約1.5時間
対応OSiOS12.0以上、Android6.0以上
防水性能5気圧
重量38g
センサー加速度センサー、静電タッチセンサー、
マイク、照度センサー、心拍センサー

wena3の特徴・機能

SONY wena 3の特徴・機能をまとめました。

  • アナログ腕時計をスマートウォッチ化できる
  • 電池の持ちが良い
  • Suica等で決済できる
  • 各種通知機能
  • Alexa対応
  • スマートロック対応(Qrio、SESAMI)
  • 充実したヘルスケア機能
  • 天気の確認
  • アラームやタイマー
  • カメラのシャッターを切ることができる
  • 音楽を聞く際のコントローラーになる
  • スマートフォンの場所を探す機能

解説していきますね。

アナログ腕時計をスマートウォッチ化できる

アナログ腕時計をスマートウォッチ化

既に当記事の中で触れていますが、wena3は時計のバックル部分にスマート機能を持たせているため、機械式腕時計など通常の腕時計のヘッド部分を使うことができます。

お洒落な時計を使いたい人、思い出の時計を使いたい人、色んな人が色んな事情で通常の腕時計を使いたい場合があると思います。wena3であれば、使いたい時計のヘッドを使いつつスマートウォッチ化ができます。

Apple Watchなどのスマートウォッチも世の中的には浸透してきて、お洒落なものも多く発売されています。しかし、フォーマルなシーンでお洒落なスーツに合うのはやはり高級感のあるアナログの腕時計です。スマートウォッチのデザインでアナログに近いものもありますが、本物のアナログ時計の高級感には勝てません。

通常のアナログ時計をスマートウォッチ化できるのは、wena3の最大のメリットと言えるでしょう。

電池の持ちが良い

Apple Watchは1日または2日に1回は充電しなければいけないのに対して、SONY wena3は1週間ほど電池が持ちます。公式サイトでは1週間と謳われていますが、体感としてはもう少し長く電池が持つ印象です。

寝る時だけ電源をほぼオフ状態に設定すれば、2週間ぐらい電池が持ちます。いちいち充電する手間から解放されるので、この電池の持ちの良さは本当にありがたいです。

Suica等で決済できる

スイカ等の決済が可能

wena3はwenaシリーズとして初めてSuica(スイカ)に対応しました。駅の自動改札を通ることもコンビニで買い物をすることも可能です。

スマホやSuicaのカードをポケットから出すことなく、手元に装着したwena3だけで決済できるのは本当に便利です。

一方で、wena3のスイカにはデメリットもあり、

  • 定期券に対応していない
  • オートチャージができない

定期券を使う方は、Suicaのカードと使い分けが必要かもしれません。

wena3のSuicaはオートチャージはできないものの、駅の券売機でのチャージは可能です。チャージをする際に領収書が必要な方もいると思いますが、駅の券売機であれば領収書の発行もできるのでその点安心です。

Suica以外の決済手段としては、

  • iD
  • 楽天edy
  • QuickPay
  • dポイントカード
  • ヨドバシゴールドポイント
  • ANAスキップサービス

上記にwena3は対応しています。

通知機能が便利

通知機能は便利

個人的にはスマートウォッチで一番重要な機能と思っているのが通知機能。スマホと連動して、電話やメール・LINEなどの通知をお知らせしてくれます。

スマホに通知が来るアプリ毎に、wena3でも通知するか否かを選択できるので、無駄な通知に悩まされる心配もありません。

Alexaに対応

スマートウォッチとしては珍しくAlexaに対応しています。色んなことを操作できますが、できることは以下の通り。

  • タイマーの設定
  • リマインダーの設定
  • 予定の追加
  • 天気を聞く
  • 電卓機能
  • 家電の操作

他にもできることはあるかもしれませんが、私が試してみたのは上記機能です。

スマートロックに対応

wena3はスマートロックに対応しているので、wena3をかざすだけで自宅の鍵を開閉することができます。

対応しているスマートロックは以下の通り。

  • Qrio Lock
  • SESAMI

wena3を持っている方は、スマートロックを導入してみても良いかもしれません。

充実したヘルスケア機能

スマートウォッチとして基本的な機能ではありますが、wena 3にもヘルスケア機能が備わっています。

wena3で測定できるのは、

  • Heart Rate:心拍数の測定
  • Steps:歩数・消費カロリー・移動距離を確認
  • Sleep:時間毎に睡眠の深さを4段階表示
  • VO2 Max:持久力の指標である最大酸素摂取量(Vo2 Max)を推定
  • Stress&Recovery Body Energy:心拍のゆらぎからストレスレベルを推定

以上の5つ。

各データは、wena3上で簡易的に表示がされると同時に、スマホアプリで詳細を確認することができます。

アプリ画面

歩数と消費カロリーと移動距離。

Steps

睡眠データ

睡眠データ

wena 3の気になる点

wena3の気になる点

スマート機能が時計のヘッド部分でなくバックル部分に搭載されていて、手のひら側に装着することになるので、パソコン作業などをする際にデスクにディスプレイ部分が当たります。

使っているうちに慣れてくるので、そこまで大きな問題ではありません。

私が使っているOrisの時計

私がwena3を取り付けた腕時計は、スイスの老舗時計メーカー・オリス(Oris)のアートリエ・コンプリケーションという機械式腕時計です。

オリス アートリエ コンプリケーション

シルバーの文字盤にギョーシェ模様が施されていて非常に細かい作りになっています。針や目盛は金色になっていて装着すると非常にエレガントな印象を受けます。

日付・曜日を表示でき、セカンドタイム機能や防水機能も搭載。月齢表示もできる高性能なモデルです。詳しくは下の記事をご覧ください。

総括

総括

この記事ではSONY wena 3をご紹介しました。

お気に入りのアナログ時計をスマートウォッチに変えることができる唯一無二のアイテムなので、アナログ時計が好きな方には特にオススメしたいです。好みの時計を身につけファッションを楽しめる喜びって重要。それを叶えてくれます。

 
るっき
パッと見、スマートウォッチをつけているとは思えない程おしゃれが楽しめます。

このブログでは、ガジェット雑貨など、大人男子の生活の質を上げるアイテムのレビューをメインに情報発信しています。Twitterinstagramfacebookもやっていますので、フォローして頂けると嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。