コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。
日々の暮らしの中で家事をしている時間って結構長いものです。掃除・洗濯・料理、やることってたくさんあります。それらにかける時間をできるだけ短くできたら良いと思いませんか?
私は家事の時短を目指すために、食器洗い乾燥機(食洗機)を導入しました。効果的面。大幅な時短になりましたので、今回は私が使っているパナソニックのNP-TZ300という食洗機をご紹介したいと思います。
シルバー
ホワイト
パナソニック・NP-TZ300の概要
パナソニックから発売されているNP-TZ300は据え置き・卓上型の食洗機です。ビルトイン型はシステムキッチンに内蔵させて使用するタイプの食洗機ですが、据え置き・卓上型はキッチンに後から設置することが可能です。
大掛かりな設置工事は不要ですが、食器洗い機に給水するための分岐水栓の取り付けが必要となります。自分で取り付けることも可能なので、導入コストを抑えられます。
そして、NP-TZ300は2022年1月時点でパナソニックから発売されている据え置き食洗機の中で最も機能が多いハイエンドモデルで、食器の除菌機能までも用意されています。
詳しい特徴をご紹介する前に、まずは外観とスペックを確認しましょう。
外観
正面から。
操作ボタンは正面になく、タッチ式になっています。ボタンがないことで余計な装飾がなくミニマルなデザインとなっています。
電源部分をタッチすると・・・
操作部分が光りながら表示されます。
扉を開けてみると・・・
上下2つのかごに分かれています。
上のかごはこんな感じ。
食器を入れると・・・
上のかごには、「ちょこっとホルダー」という小物入れが付いています。シリコンカップやクッキーの型などを洗う際に便利です。
下のかごは・・・
ラーメンの鉢や直径27cmの大皿、片手鍋やまな板なども入れることが可能です。
食器を入れてみると・・・
全部で40点の食器を収納可能です。
側面から。
扉を開けると・・・
側面には扉開閉のための物理ボタンも用意されています。
スペック
メーカー名 | パナソニック(Panasonic) |
商品名 | 食器洗い乾燥機・ NP-TZ300 |
カラー展開 | ホワイト、シルバー |
サイズ | 幅550×奥行344×高さ598cm |
重量 | 約20kg |
食器点数 | 40点 |
使用水量 | 約11L(汚れレベル3の場合) |
消費電力量 | 770Wh |
運転時間 (洗浄〜乾燥) | 50Hz:84分、60Hz:79分 |
運転音 | 50Hz:36dB、60Hz:38dB |
食洗機・NP-TZ300を使って感じたこと
時間を生み出してくれる
食器洗いって家事をする人の時間を大幅に奪います。朝食・昼食・夕食によって食器洗いをする時間は異なりますが、平均して1回10分かかると仮定した場合、年換算すると・・・
10分×3食×365日÷60=182.5時間
182.5時間も必要となります。食洗機はその手間を最大限減らすことができます。私の場合、NP-TZ300に食器を入れる前に軽く水で濯ぎますが、それでも殆ど時間はかからず、182.5時間の中の大部分を効率化できました。
単純計算すると、家事に使っていた時間を182.5時間削減してくれるので、実質的に182.5時間もの時間を作ることになります。人間はどれだけお金を積んでも寿命を長くすることはできません。しかし、お金で無駄な時間を削減して時間を作り出すことはできるのです。
時間が作れれば、趣味や副業など色んな使い方があります。人生という限られた時間を効率化できるので、食洗機はオススメです。
なお、食洗機以外にロボット掃除機も時間を作ってくれるアイテムですので、この記事の下の方で紹介しています。併せてご覧いただければ嬉しく思います。
手荒れからの解放
NP-TZ300を使って自動で食器を洗浄するようになってから、手荒れも解消しました。以前はハンドクリームを多用していたのですが、今では殆ど使っていません。
手洗いよりも洗浄力が上
NP-TZ300は最高80度の高温のお湯で洗浄し、強力な噴射力も兼ね備えているので、手洗いよりも綺麗に食器の汚れを落とすことが可能です。
写真はイカ墨パスタを食べた後の食器。
これを洗浄すると・・・
事前に水につけたりせずに食洗機で洗いましたが、この綺麗な仕上がりです。食器にこびりついた頑固な汚れも落とせるのは本当にありがたいです。
普段の私の場合は、フィルターに汚れが溜まるとそれを掃除する手間がかかるので軽く水洗いしてから食洗機を使っていますが、洗浄力としては事前の水洗いなしでも問題ありません。
また、縦に細長い水筒など手だと洗いにくい形状の容器であっても、食洗機であれば問題なく洗浄できます。
庫内が広い
上下の棚に最大40点の食器を入れることができると謳っているだけあって、NP-TZ300の庫内は圧倒的な広さです。
庫内が広い分、本体サイズが幅550×奥行344×高さ598cmと大きくなるのがデメリットではありますが、置く場所さえ確保できるのであれば庫内が広く同時に洗える食器の数が多い食洗機を選んだ方が良いです。
ファミリー層であれば食器の数が多いので当然大きいものが必要になりますが、一人暮らしや二人暮らしであっても、朝・昼・夜のまとめ洗いをすれば手間が省ける上、電気代・水道代を節約できるので効率が良いです。
後述しますが、NP-TZ300の独自機能としてナノイーX機能があり除菌もできるので、洗うべき食器を溜めてしまっても問題ありません。
自動給水が楽
分岐水栓を取り付けて自動給水されるタイプの食洗機なので、分岐水栓が不要なタンク式の食洗機のように一回一回給水する手間を省けるので、使っていて非常に楽です。
タンク式食洗機
食洗機は手間を省くのに役立つ家電なので、給水に手間がかかるのは大きなストレスになります。賃貸で分岐水栓が不可能な場合はタンク式を選ぶ必要があると思いますが、事情が許せば自動給水タイプを強くオススメします。
手入れが楽
NP-TZ300はメンテナンスが楽な点も嬉しいポイントです。
残さいフィルターと排水口カバーは簡単に取り外せて、残さいフィルターは週に1回・排水口カバーは月1回掃除をするだけ。食器を洗浄する前に軽く水洗いさえしておけば、残さいフィルターに殆どゴミが溜まらないので、その場合は月1回でも良さそう。
残さいフィルターは軽く引っ張るだけで取り外せます。
排水口カバーの取り外しも簡単です。
食器洗い乾燥機本体の汚れについては、通常の汚れの洗剤目安量の2倍の洗剤を投入して、食器を入れずに「汚れレベル5」で運転すれば自動で洗浄できるので楽々です。
洗浄する際の音はさほど気にならない
NP-TZ300の洗浄時の音は個人的には気になるレベルではありません。私の住んでいる地域は50Hzなので音の大きさは36dB。閑静な住宅地の昼や図書館内が40dBと言われているので、そんなに大きな音でないとお分かりいただけると思います。
軽いものが吹き飛ぶことがある
強力な高圧水流で食器を洗うため、軽いものなどが吹き飛ぶことがあります。ひっくり返ったり、元の場所とは違うところになることも。他の食器を重ねるなど、工夫次第で防げるので特に問題はないと思います。
食器洗い乾燥機・NP-TZ300の目玉機能
80度すすぎ
洗浄効果や除菌効果・乾燥効果を高めたい時に、通常のすすぎの後に加熱すすぎ(約80度)をする機能。簡単に言えば、仕上げに熱いお湯で洗う機能です。食器にしつこい汚れがついた時や小さい子供がいてしっかり除菌したい時などに効果を発揮します。
ナノイーXで除菌とニオイ抑制
ナノイーXを含んだ風を庫内に送風し、庫内の菌や匂いを抑制する機能です。
この機能が搭載されてるのと以下のことが可能です。
- 菌の増殖や匂いを防止してくれるので、汚れた食器を庫内にためてまとめ洗い
- 綺麗になった食器を庫内に放置して食器の仮置き場としても使える
エコナビ機能で節電してくれる
エコナビという自動節電機能がNP-TZ300にはついています。センサーが水温や室温が高いと検知すると、洗浄温度や乾燥時間を抑えて運転してくれます。
電力量
- エコナビ未使用の場合・・・約770Wh
- エコナビ使用の場合・・・約730Wh
運転時間
- エコナビ未使用の場合・・・約84分
- エコナビ使用の場合・・・約80分
僅かな違いに思えるかもしれませんが、毎日使う食器洗い乾燥機なので積算すれば大きい違いとなってきます。
操作ボタンはタッチ方式
操作ボタンはタッチ方式になっています。私個人としてはタッチでなくて物理ボタンでも良いとも思いましたが、タッチ式になった分、デザイン的にはミニマルなものに仕上がっています。
手が濡れていてもタッチ操作に影響を及ぼしません。
ちなみに開閉もタッチ操作ですが、万が一タッチ操作がうまくいかない時のために物理ボタンも用意されていて中の食器を取り出せるようになっています。
設置に際しての注意点
本体サイズが大きい
上述した通り、庫内が広い分、本体サイズが幅550×奥行344×高さ598cmと大きくなっています。置く場所の確保が人によっては大変かもしれません。
分岐水栓が必要
NP-TZ300は、タンク式でなく分岐水栓が必要なタイプの食器洗い乾燥機です。賃貸住宅などで分岐水栓が不可能な場合は取り付けることができません。大家さんに取り付けをして良いか確認の上設置しましょう。
家事の時短を実現してくれるアイテムたち
この記事をご覧の方は、食洗機を使って家事の時短を目指している方が多いと思います。そういった方向けに、家事の時短を実現できる他のアイテムもご紹介します。
ロボット掃除機・ECOVACS DEEBOTN8 PRO+
ロボット掃除は、ドラム式洗濯機・食器洗い乾燥機と並ぶ時短家電の1つ。私が使うECOVACSのDEEBOTN8 PRO+は、吸引と水拭きの両方ができるタイプで、60日分のゴミを収納スタンドに保管できるのでゴミ捨ての手間が大幅に省けるのが特徴です。
高度なマッピング機能で効率良く清掃をしてくれますし、壁や物に激しくぶつかることもないハイスペックモデルです。
詳しくは下の記事をご覧ください。
【ECOVACS DEEBOT N8 PRO+レビュー】自動ゴミ捨て・マッピング・水拭きを搭載したロボット掃除機。DEEBOT T9+との比較もあり。
バスマジックリン エアジェット
家電ではなく洗剤ですが家事の時間短縮になりますのでご紹介。
お風呂用の洗剤でミスト状になっていて、スプレーをバスタブに吹きかけて擦らずに30秒待って水で流すだけで洗浄が完了します。
30秒待つだけという手軽さに関わらず洗浄力が強力なことが特徴で、更に、連写可能なスプレーなのでムラなく吹きかけることができます。30秒待つ間に別の作業ができるので時間効率が高まるアイテムです。
詳しくは下の記事をご覧ください。
バスマジックリン エアジェットで擦らずに風呂掃除。バスタブクレンジグとも比較してみた。
防カビくん煙剤
バスマジックリンと同じく風呂掃除の時短アイテムで、その名も「防カビくん煙剤」。
これを水に浸すと煙が出て、浴室に煙を充満させた状態で90分以上放置すると、除菌がされて風呂場の黒カビの発生を防止できます。黒カビって一回発生すると落とすのがなかなか面倒なので、黒カビを除去するのではなく初めから発生させないことで時短につながります。
詳しくは下の記事をご覧ください。
総括
この記事ではパナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TZ300-Sをご紹介しました。
食器洗いの手間を最大限省くことができ、洗浄の仕上がりも非常に良いので大満足しています。自分の時間を作り出すことにも成功しました。正直、もっと早めに導入しておけば良かったぐらいです。家事の時短をしたいと考えている方は導入してみることをオススメします。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
シルバー
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