ワインが好き。だけど、ワインの味や香りを表現するのは難しい。そんな風に感じている方って多いと思います。私(@CotomonoL)はワインが好きですし詳しくなりたいと思いつつ、未だになかなか表現が上手くできません。
今回は、ワインの香りの表現に役立つアイテムをご紹介したいと思います。私のように趣味程度で脱初心者を目指す方、プロを目指してソムリエ試験の勉強を頑張っている方。いずれの場合にも役立つアイテムだと思いますので、是非ご覧ください。
ワイナロマ製品概要
製品名:ワイナロマ
メーカー名:コーケンフード&フレーバー
生産国:日本
香りの種類:54種類(香水のような液体が入っています)
箱サイズ:幅330×奥行208×高さ57mm
香りの持続:約2年(使用頻度・管理状況によって変わるとのこと)


ワイナロマの箱の中には、54種類の小瓶が入っています。その小瓶の中に、香り成分の入っていて(香水やアロマ精油のようなイメージ)、それらの香りを試すことで、ワインの香りの表現に役立てるというものです。
たとえば、ワインの表現の中で「アカシアのような香り」といったものがありますが、アカシアってどんな香りか分かりますか?少なくとも、私は分かりませんでした。
自分の知らない香りをワイナロマで知ることにより、香りの知識が増えて、ワインにおける香りの表現に幅が広がる、そういったアイテムです。
香りの種類一覧
| 番号 | ジャンル | 香りの名称 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 花 | アカシア | |
| 2 | 花 | 西洋サンザシ | |
| 3 | 花 | 野バラ | |
| 4 | 花 | ゼラニウム | |
| 5 | 花 | 牡丹 | |
| 6 | 花 | バラ | |
| 7 | 花 | 菩提樹 | |
| 8 | 花 | すみれ | |
| 9 | 果実 | アプリコット | |
| 10 | 果実 | パイナップル | |
| 11 | 果実 | バナナ | |
| 12 | 果実 | カシス | |
| 13 | 果実 | チェリー | |
| 14 | 果実 | レモン | |
| 15 | 果実 | カリン | |
| 16 | 果実 | イチゴ | |
| 17 | 果実 | ラズベリー | |
| 18 | 果実 | マスカット | |
| 19 | 果実 | オレンジ | |
| 20 | 果実 | 洋ナシ | |
| 21 | 果実 | リンゴ | |
| 22 | 果実 | プラム | |
| 23 | 木の実 | ビターアーモンド | |
| 24 | 木の実 | カカオ | |
| 25 | 木の実 | コーヒー | |
| 26 | 木の実 | マッシュルーム | |
| 27 | 木の実 | ヘーゼルナッツ | |
| 28 | 木の実 | くるみ | |
| 29 | 木の実 | トリュフ | |
| 30 | スパイス・草木 | アニス | |
| 31 | スパイス・草木 | シナモン | |
| 32 | スパイス・草木 | クローブ | |
| 33 | スパイス・草木 | ミント | |
| 34 | スパイス・草木 | 胡椒 | |
| 35 | スパイス・草木 | カンゾウ | |
| 36 | スパイス・草木 | タイム | |
| 37 | スパイス・草木 | 樫の木 | |
| 38 | スパイス・草木 | 干し草 | |
| 39 | スパイス・草木 | シダ | |
| 40 | スパイス・草木 | 松 | |
| 41 | スパイス・草木 | バニラ | |
| 42 | その他食品 | バター | |
| 43 | その他食品 | キャラメル | |
| 44 | その他食品 | 蜂蜜 | |
| 45 | その他食品 | ピーマン | |
| 46 | 動物 | シベット | |
| 47 | 動物 | ムスク | |
| 48 | その他 | コルク | |
| 49 | その他 | 燻製の香り | |
| 50 | その他 | タール | |
| 51 | その他 | ヨウ素・ヨウド | |
| 52 | その他 | メルカブタン | |
| 53 | その他 | 硫黄 | |
| 54 | その他 | 酢 |
どんな人が向いているのか

ソムリエ・ワインエキスパート2次試験でワインアロマが問われるので、それらの資格取得を目標とされる方は、ワインの香りの特徴を短期間に習得できるため、この製品は特にオススメです。
ただ、資格の取得を目指していない方であっても、ワインが好きでよりワインのことを詳しく知りたい、そんな意欲的な方は楽しみながら勉強できるのでオススメできます。
実際に使ってみた感想

ワインの表現など全くできない完全素人の私。まずは54種類を試して、香りを覚えようとしましたが、種類が多すぎてなかなか覚えられません。
私のような初心者が学ぶ場合、購入したワインがどんなアロマがするかを事前に調べておき、そのワインを飲む前にワイナロマで香りを試す。そして、実際にワインを飲んでみてワイナロマの香りと比較して、ワインの香りの微妙なニュアンスを感じとる。そんな使い方で少しずつ54種類を覚えていくのが良いのでは?と思いました。
資格を目指している訳ではないので、そうやってゆっくりと覚えていきたいですね。
総括

簡単でしたが、いかがでしたでしょうか。資格を目指している方にも趣味でワインを詳しく知りたい方にもお勧めできるワインアイテムです。普段なかなか経験できない香りを試せるのが良いですね。
ワインの楽しみ方は人それぞれ。ワインの香りを表現できることは必須ではありません。ただ、楽しみ方が広がることは間違いないので、ご興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。