コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。
今回はスマート電球で有名なPhilips Hue(フィリップス ヒュー)のお話。
Hueは現在豊富なラインナップがありますが、2021年11月に1600ルーメン(100W相当)の電球(E26)が発売されました。1600ルーメンモデルは、フルカラーとホワイトグラデーション(電球色〜昼光色)の2種類がラインナップされています。
今回は800ルーメンの従来のHueと1600ルーメンの新しいHueの違いを比較検証してみたいと思います。
2021年11月発売のホワイトグラデーション1600ルーメン
2021年11月発売のフルカラー1600ルーメン
従来のホワイトグラデーション800ルーメン
従来のフルカラー800ルーメン
Hue スペック比較表
詳しい解説は後述しますが、まずはスペックの比較表をご覧ください。
ホワイトグラデーション 100W | ホワイトグラデーション 60W | フルカラー 100W | フルカラー 60W | |
口金 | E26 | E26 | E26 | E26 |
ルーメン数 | 1600lm | 800lm | 1600lm | 800lm |
相当ワット数 | 100W | 60W | 100W | 60W |
調光 | 0〜100% | 0〜100% | 0〜100% | 0〜100% |
調色 | 電球色~昼光色 | 電球色~昼光色 | 1600万色 | 1600万色 |
消費電力 | 16W | 9W | 16W | 9.5W |
色温度 | 2,200~6,500K | 2,200~6,500K | 2,000~6,500K | 2,000~6,500K |
Bluetooth接続 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Hueブリッジ接続 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
音声コントロール対応 | Alexa/Google アシスタント/Apple Homekit/Siri/Clova | Alexa/Google アシスタント/Apple Homekit/Siri/Clova | Alexa/Google アシスタント/Apple Homekit/Siri/Clova | Alexa/Google アシスタント/Apple Homekit/Siri/Clova |
保証期間 | 2年 | 2年 | 2年 | 2年 |
詳細解説します。
1600ルーメンのモデルと800ルーメンのモデルの違い
明るさ
当たり前の話ですが、1600lmモデルと800lmモデルの最大の違いは明るさにあります。1600lmモデルは800lmモデルの2倍の明るさがあります。これは、ホワイトグラデーションとフルカラーのいずれのモデルにも当てはまります。
ホワイトグラデーションで明るさの違いを比較してみました。
左が1600lmで右が800lm。
写真だと若干分かりにくいですが、明るさが明らかに違っていて、1600lmの方は直視するのがキツイです。
下の写真は1600lm。
次の写真は800lm。
写真を注意深く見比べると、800lmの方が部屋全体の暗さが際立ちます。写真でなく実際に見た時は、断然明るさが違うという印象。写真だと伝わりづらいのが若干歯痒いです(笑)。
消費電力
ホワイトグラデーションの場合、1600lmモデルだと16Wの消費電力になるのに対して、800lmモデルだと9Wの消費電力になります。一方、フルカラーモデルの場合、1600lmモデルだと16Wの消費電力になるのに対して、800lmモデルだと9.5Wの消費電力になります。
大きさ
左が1600lmで右が800lm。大きさが明らかに違います。
測定誤差がありそうですが、1600lmの電球は直径6.7cm・長さ13.5cmぐらいで、800lmの電球は直径6.0cm・長さ11.0cmぐらい(ホワイトグラデーションの場合)。
私が使っている灯具では、1600lmの場合若干はみ出してしまいます。
ちなみに、この灯具に800lmの電球を挿入した場合ははみ出ませんでした。
重量
1600lmの電球の重量は119gで、800lmの電球の重量は85.9g。若干ですが差が出ています。
※測定値はホワイトグラデーションの値です。
1600lmモデルと800lmモデルの共通点
明るさ・消費電力・大きさ・重量・価格は1600lm電球と800lm電球で異なりますが、それ以外のスペックは共通です。
電球を装着する口金は両方ともE26で全く同じですし、スマホや音声操作などの操作も一緒。Bluetooth接続やHueブリッジ接続(Zigbee)も同じです。
従来のHueを使っている方であれば、初期設定や操作感に不安は全くないでしょう。
スマート電球の導入に当たって
この記事をご覧になっている方の中には初めてスマート電球を検討している方もいると思います。私が初めてスマート電球を導入した時の検討事項をまとめてありますので、ご興味があれば下の記事をご覧ください。
Hueが高価と感じる場合
Philips Hueが高くて手が出ない場合は、明るさこそ800lmになりますが、SwitchBotの電球がオススメです。
機能的には殆どPhilips Hueと一緒ですが、価格が2000円未満と安く、それでいてフルカラー対応なのでコストパフォーマンスに優れています。
SwitchBotの電球については下の記事をご覧ください。
総括
この記事ではHueの電球の違いをご紹介しました。
800lmをたくさん買って照らすか、1600lmを少量買って照らすか。選択肢が増えたことで照明計画のバリエーションも増えたと思います。この記事が皆様の計画の参考になってくれれば嬉しく思います。
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