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ダクトレールフィクサーを作る

ダクトレールに俯瞰撮影用のカメラを設置するためにダクトレールフィクサーを作る

コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。

今回は、ダクトレール(ライティングレール)がある物件にお住まいの方が、ダクトレールを活かして俯瞰撮影をするための手順を解説したいと思います。必要なアイテム(ダクトレールフィクサー)の作り方も解説しますので、よろしければご覧ください。

 
るっき
撮影環境が整うと撮影が楽しくなりますよ。

ダクトレールとは?ダクトレールフィクサーとは?

ダクトレールとは別名ライティングレールとも言われて、スポットライトなどの照明を取り付けるための天井に付いているバーです。

ダクトレールとは?ダクトレールフィクサーとは?

こんな感じのバーです。

ダクトレールフィクサーとは、ダクトレールの溝に取り付けてプロジェクターやカメラなどをぶら下げるための道具です。イメージとしてはこんな感じ。

接続方法解説

ダクトレールとダクトレールフィクサーを接続し、ダクトレールフィクサーとカメラを接続します。そうすることでカメラを天井から吊るします。

ネット上で発売されているダクトレールフィクサーはこちら。

ダクトレールフィクサーを使って俯瞰撮影する

俯瞰撮影とは被写体の上から見下ろした角度で撮る撮影のこと。実際に俯瞰撮影した写真がこちら。

俯瞰撮影した写真

ダクトレールからカメラを吊ってタイマー撮影しています。真上からの撮影ですので物撮りに適していますし、タイマー撮影であれば撮影中も両方の手が自由に使えるのがメリットです。

撮影時のカメラはこんな感じ。

俯瞰撮影をするカメラ

ダクトレールフィクサーでカメラをダクトレールに固定しています。

ダクトレールフィクサーを自作する

市販されているダクトレールフィクサーを使って俯瞰撮影するのも良いですが、価格が高い等のデメリットもあり、自作したい場合もあると思います。ここでは、私がダクトレールフィクサーを作った手順を解説します。

一応、注意点として・・・

  • 私は価格を最重視していないので最安値のアイテムは使っていない
  • 天井からカメラを吊るので落下リスクは伴う

上記事項はご了承ください。

自作するのに必要なアイテムとしては・・・

  • ライティングレール用プラグ
  • ホットシュー
  • 自由雲台

私が使ったアイテムのリンクを貼っておきます。

ライティングレール用プラグ

ホットシュー

自由雲台

では実際に作った手順を解説します。

まずはライティングレール用プラグを分解します。

ライティングレール用プラグ

分解するとこんな感じのパーツに分かれます。

分解する

その中で使う部品はこちら。

使う部品

次にホットシューを用意。

ホットシュー

これも2つに分解します。

ホットシューを分解

その次に、ライティング用プラグとホットシューを接続します。

まず、ホットシューのオス部分に銀色のパーツを挿します。

接続

挿したら、ライティングレール用プラグの一番大きいパーツに挿し込みます。

ライティングレール用プラグに挿し込む

続いて、ホットシューのメス部分も接続します。

ホットシューの雌部分も接続

ネジを固く閉めたら、ライティングレール用プラグの一番大きいパーツのもう片方と接続します。非常に硬いので頑張ってください。半分力技です(笑)。

閉じる

ねじ止めしたらダクトレールフィクサー部分は完成。ただ、このままだとカメラが垂直の向きにならず俯瞰撮影ができません。よって、90度ほど角度を変えて垂直向きにするために自由雲台を接続します。

自由雲台

自由雲台はお好みのものを使えば良いと思いますが、私が使っているTriple Treeの自由雲台は安定感などがありオススメ。もちろん、垂直向きにも調整できるので俯瞰撮影が可能です。

ダクトレールフィクサー部分と自由雲台部分を接続すれば完成。

自由雲台を接続

これをダクトレールに接続すると・・・

天井にダクトレールフィクサーを接続

ちなみに、私の使った自由雲台よりも安い自由雲台はこちら。

私の俯瞰撮影の環境

私の俯瞰撮影の環境

上述した方法により自作したダクトレールフィクサーでカメラを吊っています。使っているカメラはソニーのα7C。

撮影用の台

撮影に使っている台は、デスクの天板です。一枚板の天板にFLEXISPOTという電動昇降の脚を取り付けています。

撮影用の台

立ってデスク作業をしたり座ってデスク作業をしたり、その時の気分や疲れ具合によって姿勢を変えるためのアイテムですが、俯瞰撮影をする際には被写体との距離を調整するのにも使えます(もちろん、レンズで調整もできますが)。

FLEXISPOTと一枚板のデスクについては下の記事をご覧ください。

撮影用照明

撮影用の照明として使っているのは、ダクトレールに接続しているスポットライトとPhilips Hue 1600lm(100W相当)。

スポットライトであれば角度を自由に調整できますし、Philips Hue 1600lm(100W相当)であれば800lm(60W相当)の2倍の明るさが確保できるので撮影用照明としても十分です。

Philips Hueとスポットライトについて詳しくは下の記事をご覧ください。

ストラップの着脱に便利なアイテム

カメラにはカメラストラップをつけていますが、俯瞰撮影する際はストラップが邪魔になります。ストラップの付け外しに便利なピークデザインのアンカーリンクというアイテムを使っています。

これがあればストラップを着脱するのに数秒で終わるので、本当にオススメです。

総括

この記事では俯瞰撮影用のダクトレールフィクサーの作り方をご紹介しました。

俯瞰撮影ができると、モノを手で触りながら動画を撮れるのでYoutuberなどにとっては必須の環境と思います。自宅・職場にダクトレールがある方はぜひお試しください。

このブログでは、ガジェット雑貨など、大人男子の生活の質を上げるアイテムのレビューをメインに情報発信しています。Twitterinstagramfacebookもやっていますので、フォローして頂けると嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。