コトモノライフを読んで頂きありがとうございます。管理人のるっき(@CotomonoL)です。
職場や自宅で座りっぱなしでパソコンデスクに向かっている方って多いと思います。私もそんな1人。でも、長時間座りっぱなしは健康に良くないと最近よく耳にしますし、できれば避けたいですよね。
今回は、そんな悩みを持つ方に適している、座りっぱなしの環境から脱却できる電動昇降デスクFLEXISPOTをご紹介したいと思います。
電動スタンディングデスクFLEXISPOT概要
FLEXISPOTから発売されている電動昇降デスク。
電気でデスクの天板が上がったり下がったりするデスクで、上がった状態であれば立ったままデスク作業ができ、逆に下がった状態であれば座ったままデスク作業ができます。
どんなアイテムかは言葉で説明するよりも、写真でお見せした方が分かりやすいと思うので、下の写真をご覧ください。
低めに設定した状態

一般的なデスクと同じような高さです。椅子を使って座りながらの作業に適しています。
高めに設定した状態

デスクの天板が非常に高くなっています。立ってデスク作業をするのに向いています。
ボタンの説明
FLEXISPOTは機種にもよりますが、「電動」と書かれているものはボタンを押すだけでデスクの昇降が可能です。

上記写真は私の持っているFLEXISPOTで今はおそらく廃盤になっていますが、一応解説していきます。
まず一番左側の黄緑の文字がデスク天板の現在の高さを表しています。写真だと71.2cmになっていますね。
続いて左から順番にボタンを説明すると、
- 上りボタン・・・机が上がります。
- 下りボタン・・・机が下がります。
- メモリ1ボタン・・・メモリ設定した高さに調整できます。
- メモリ2ボタン・・・同上。
- メモリ3ボタン・・・同上。
- メモリーボタン・・・現在の高さをメモリー設定する際に使います。
- アラームボタン・・・設定した時間にアラームを鳴らします。
機種によってボタンの構成は異なりますが、殆どの機種で上記の多くの機能を使えます。
豊富なラインナップ
FLEXISPOTの電動昇降デスクはラインナップが豊富です。現在発売されている代表的な機種をご紹介したいと思います。
EJ2(天板なしモデル、竹製の天板も選べる)
デスク天板が付いているモデルと付いていないモデルを選べる機種です。タッチパネルが採用されていてスタイリッシュなモデルで、FLEXISPOTの中でも人気モデルです。
メモリー・ロック・衝突検知などの各種機能が付いていて、万人に受けそうなモデルです。
天板:竹の天板が選べます。天板なしモデルもあります。
脚昇降範囲:69〜118cm
耐荷重:100kg
脚カラー:ホワイト、ブラック
天板カラー:茶
EG8(天板付きモデル)
強化ガラスの天板を使ったモデル。特徴はデスクにUSB Type-Aのポート2つとType -Cのポート1つがついていることです。メモリー機能やロック機能も備わっています。
天板サイズ:120×60cm
脚昇降範囲:72〜121cm
耐荷重:50kg
脚カラー:ホワイト
天板カラー:ホワイト
EG1-Light(天板付きモデル)
天板が付いているのに関わらず、価格が抑えられていてその分機能も絞った機種です。電動昇降デスクにそこまでお金をかけたくない方に向いていますが、後述するメモリー機能がついていないのが弱点です。
天板サイズ:120×60×1.6cm
脚昇降範囲:73〜123cm
耐荷重:60kg
脚カラー:ブラック、ホワイト
天板カラー:ブラック、メイプル
電動スタンディングデスクFLEXISPOTの特徴
続いて、FLEXISPOTの特徴を見ていきましょう。
電動なので昇降が楽

昇降機能が手動の昇降デスクも存在しますが、電動であることがポイントです。手動だと昇降に手間がかかり面倒くさくて、昇降機能自体を使わなくなってしまうことがあると思います。
FLEXISPOTの電動昇降デスクであれば、昇降はボタンを押すだけで非常に楽なので面倒という心配はありません。
高さの微調整可能で姿勢が良くなる

私が買ったタイプは高さが 710~1210mm の範囲で設定できるので、僅かな高さの微調整が可能です。
微調整が可能なので、立っている状態でも座っている状態でも敢えて少しデスクを高めに設定して、背筋を伸ばしながらの作業ができます。腰痛を持っている方・猫背の方など、姿勢改善を目指す方には高さの微調整ができるのも嬉しいポイントだと思います。
筋力を使う・眠くなりにくい

当り前の話ですが、立ったままの状態ですと足や背中の筋肉を使うので軽い運動効果も期待できます。
FLEXISPOTを導入してから、明らかに立っている時間が増えました。座っているままだと健康に悪いという話もあるので、良い兆候です。また、立った状態だと、眠気に襲われたときでも安心できます。
メモリー機能が便利

好きな「高さ」を3つまでメモリー登録することができます。
私の場合、まだ2つしかメモリー登録をしていないのですが、座っている状態の「高さ」は74.2mm、立っている状態の「高さ」は106mmに設定しています。ボタンを1回押すだけで、自動的にメモリー設定の高さまで動いてくれるので、その都度高さを調整する必要がありません。
便利なアラーム機能

これは現在発売されている機種には付いていない機能かもしれませんが、私の機種にはアラーム機能が備わっています。
たとえば、アラームを20分後に設定した状態で座って作業するとします。20分後にアラームが鳴ったタイミングで立ち作業に移行する。そういったルール作りをするのに役に立つので、地味だけど便利な機能です。
音が静かで振動もほとんどない

機種によって脚耐荷重が70kgだったり100kgだったりする訳ですが、それだけ重いものを上げ下げする力があるので、相当のパワーが必要な筈です。
それにも関わらず、昇降機能時の音は驚く程に小さく、また振動もほとんどなく、周囲への迷惑にはなりません。50db以下の音量とのことで夜間でも安心して使えます。
骨組みがしっかりしていて安心

金属(ステンレス?)の骨組みはしっかりしていて耐荷重もあるため、立っている状態で少しぐらい寄っかかったにしても安心です。
天板の品質も悪くない

天板付きのものを買う場合、天板の質感・高級感も気になると思います。
私が買った機種は白の天板ですが、木の板でできています。表面はマットな質感の素材で仕上げられていて、高級感があるとまでは言えないものの、オフィスのデスクとして使うのであればこの質感で十分だと言えると思います。
天板を自由に変えられる

私は職場用には白の天板のFLEXISPOTを買いましたが、自宅用には天板なしのFLEXISPOTを購入しています。
天板なしのタイプのメリットは好きな木材を選べること。上の写真は、ウォールナットの一枚板をFLEXISPOTの足に取り付けた際の写真です。取り付けの経緯は下の記事をご覧ください。
ウォールナットの一枚板で理想のデスク作り。電動昇降機能やモニターアームも付けてみた。
とにかく重いので、組み立て作業が少し大変

FLEXISPOTは大きい上に骨組みが金属でできているため、非常に重いです。重量20キロぐらい。
組み立ての工程自体は難しくはないのですが、それぞれ部品が重く、組み立て作業中に電動デスクを横に寝かしたり立たせたり移動させたり、その1つ1つが大変。1人でやりましたが、2人ぐらいでやる方が安全かもしれません。
純正の別売品
FLEXISPOTケーブルダクト
FLEXISPOTの電動昇降デスクは上下に移動するので、電源ケーブルなどもそれに合わせて上下し、見栄えが良くありません。
そこで、FLEXISPOTから発売されているケーブルダクトを使えば、ケーブルを中に収納できるのでケーブルが垂れ下がることもなく、お洒落な見栄えにすることができます。
詳しくは下の記事をご覧ください。
FLEXISPOTケーブルトレー
FLEXISPOT電動昇降デスクの天板の裏の配線が散らかることがあると思います。電源タップやケーブルなど収納すべきものはたくさんあります。
そこで便利なのがFLEXISPOTから発売されているケーブルトレー。これがあれば、電源タップやコード類などを天板裏にまとめて収納・隠すことができ非常に便利です。
詳しくは下の記事をご覧ください。
【FLEXISPOTのケーブルトレー】デスク天板裏の配線・アダプターの整理にオススメ
関連:デスクに引き出しを設置
FLEXISPOTの電動昇降デスクのデメリットとして、引き出しがないことが挙げられます。
そこで上のリンクの引き出しを私は後付けしました。安物なので高品質ではありませんが、機能としては必要十分なので気に入っています。
詳しくは下の記事をご覧ください。
関連:天板裏にノートパソコン置き場を設置

デスク天板裏にスマートトレイ(かなでもの発売)を設置すると、小物や書類・ノートパソコンを置くスペースとして有効活用できます。私はMacbookを置くスペースとして利用しています。
詳しくは下の記事をご覧ください。
デスクの天板裏に収納スペースを作る!かなでもののスマートトレイ。
総評

この記事ではFLEXISPOT スタンディングデスクをご紹介しました。
姿勢改善ができ作業も今まで以上に集中できるようになりました。製品自体の見た目や材質も悪くなく、デメリットが殆どありません。在宅勤務している方、長時間同じ姿勢で作業することが多い方などに特にオススメできる製品です。
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